2015年11月11日

16,無資格マッサージ - ある日の保健所立入り検査

私たち国家免許治療院には、抜き打ちで保健所の立ち入り検査が行われております。主に衛生管理のチェックが行われます。
ある日当院にも突然保健所が立ち入り検査に来ました。

保健所:施術前には手指の消毒をしてますか?

当院:鍼灸治療の時は、石鹸で手洗いしてからアルコール消毒しております。

保健所:マッサージの時は?

当院:マッサージの時は、石鹸で手洗いしてます。

保健所:マッサージの時も、手洗いしてからアルコール消毒して下さい。

当院:以前はそこまで厳しく求められませんでしたが、無免許業者の所にも立入り検査はしているのですか?

保健所:気持ちは分かりますが、私たちの管轄外なので行ってません。


平成26年9月に「無資格のベビーマッサージで乳児死亡」のニュースを知るまでは、保健所と敵対しても仕方ないと思っていたので、この時はグッと我慢して何も反論しませんでした。

しかし皆さん、ここでよく考えて下さい。
厚労省・保健所の業務には、国民の衛生・公衆衛生を確保しなければならない使命がある筈です。


◎厚生労働省設置法第三条

厚生労働省は、国民生活の保障及び向上を図り、並びに経済の発展に寄与するため、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進並びに労働条件その他の労働者の働く環境の整備及び職業の確保を図ることを任務とする。


◎厚生労働省設置法第四条二十八項

公衆衛生の向上及び増進並びに国民生活の安定の観点からの生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律(昭和三十二年法律第百六十四号)第二条第一項各号に掲げる営業の発達、改善及び調整に関すること。


私たち国家免許治療院に来院する方たちは、厚労省・保健所が衛生・公衆衛生を確保してあげなければならない国民で、無免許業者の所に行く方たちは、厚労省・保健所が衛生・公衆衛生を確保してあげなければならない国民では無いと言ってるのと同じ事なのです。

社会的公平でなければならない行政が、同じ国民に対してこのような差別的対応をして良いのでしょうか?
業種に関係なく、人に関わる全ての衛生・公衆衛生の管理監督は厚労省・保健所にあるのです。

それなのに無免許業者の所は、管轄外という説明はどう思いますか?
何か踏み込んではいけない事情があるとしか思えないです。
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posted by オリエンタル院長 at 22:12| 無免許マッサージ問題