2015年11月11日

07,無資格マッサージ - 無資格者が放置されてきた原因

無免許施術者が蔓延している原因として、あん摩 マッサージ 指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(昭和二十二年十二月二十日法律第二百十七号)・・・通称あはき法に、あん摩 マッサージ 指圧の定義が文章として明記されていない事にあります。

更に最高裁判決(昭和三五年一月二七日)に於いて、争点の違う訴訟でありながら、社会通念上、人体に危害を及ばさなければ・・・職業選択の自由と言う、主文全体の主旨を誤解させるような、誤った新聞報道がクローズアップされた事にも一因があります。

最高裁からは高裁へ差し戻され、判決は有罪でありながら、その部分だけが誤った認識のまま社会を一人歩きし、厚労省が拡大解釈を取り続けてきたからです。

定義が明記されていなくても、厚労省(旧厚生省)医務局長通知という公文章で明確な定義が示されております。

又、無免許業者が行う施術自体、何ら法的な定義の無いものであって、免許の必要なあん摩・マッサージ・指圧行為ではないと言うのは詭弁でしかありません。

※ 【昭和三八年一月九日 医発第八号】より抜粋
法第一条に規定するあん摩とは、人体についての病的状態の除去または疲労の回復という生理的効果の実現を目的として行なわれ、かつ、その効果を生ずることが可能な、もむ、おす、たたく、摩擦するなどの行為の総称である。

又、最高裁は『同法、一条に掲げるものとは、あん摩(現あん摩マッサージ指圧)、はり、きゅう及び柔道整復の四種の行為であるから、これらの行為は、何が同法、十二条の医業類似行為であるかを、定める場合の規準となるものというべく、結局、医業類似行為の例示とみることができないわけではない。』と述べております。

あん摩 マッサージ 指圧、はり、きゅうの行為自体が定義と例示みる事が出来ると述べているのですから、あはき法に文章として明記しなくても、あん摩 マッサージ 指圧の施術行為そのものが定義であり、実質的に同じ行為をしている事は明らかであって、第一条違反で取り締まるべきものです。

そして第一条に掲げている業務行為は、既に健康に害を及ぼす恐れが認定されている行為であります。


最終編集日:2015/11/11:オリエンタル 院長
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posted by オリエンタル院長 at 23:18| 無免許マッサージ問題