2015年11月11日

01,無資格マッサージ - 手技施術は国家免許を有する治療院で受けましょう

◎肩こり・腰痛治療など、あん摩・マッサージ・指圧・はり・きゅうを行うには厚生労働大臣免許が必要です!

あん摩 マッサージ 指圧師・はり師・きゅう師の免許を取得するためには、学校教育法で定められた、文部科学大臣や厚生労働大臣認可の専門学校や大学、または養成所で3年以上の課程を卒業後、国家試験に合格する必要があります。

日本には手指を用いて生体反応を与えたり、骨格の矯正を行ったりして、疾病の治療や保健を目的に施術する国家免許制度があります。

その中で国から独立開業権が与えられているのは、「あん摩 マッサージ 指圧師」「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」の国家免許者だけであります。

しかし日本中あちこちに、それらの免許を有しないで、リラクゼーション、カイロプラクティック、整体、ボディケア、アロママッサージ、リンパマッサージ、リフレクソロジー、手もみ、エステサロン、ツボ療法、クィックマッサージ、フットケア、タイ古式マッサージ、もみほぐし等々の看板を掲げて、手技施術を生業としている者が溢れております。

飲酒運転やスピード違反が、法律で禁じられているのは誰もが承知の事です。
しかし警察が取り締まりを放棄していれば、捕まる者はおりません。
現状の手技業界は、正に監督行政がそういう現状なのです。

法治国家の日本で、何故そのような事がまかり通っているのか?
それが合法な事なのか?

現在医業類似行為は、昭和35年の最高裁判決で述べられている「健康に害を及ぼす恐れのある業務行為に限局」という、判決文の一部を根拠として、健康に害を及ばさなければ自由に業としても良いとの解釈になっております。

オリエンタル院長は、この「限局」は、最高裁のジャッジミスだと考えております。

なぜなら、憲法で自由に認められている職業は、「公共の福祉に反しない」職業であって、憲法では「健康に害を及ぼす恐れのある業務行為に限局する」とは、定義しておりません。

そして「公共の福祉」とは、「健康に害を及ぼす事」だけではありません。

例えば税理士の業務行為は、人の健康に害を及ぼす事などありませんが、厳格に無資格行為をきんじております。

又、本当に「健康に害を及ぼす恐れ」を、立証出来なければ処罰出来ないというのであれば、過去に無資格のマッサージ師を全国の健康ランドやホテルに派遣していたなどとして、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師等に関する法律違反の疑いで、東京都新宿区のマッサージ師派遣会社「エーワン」の会長と社長の両容疑者を逮捕しております。

しかし、健康に害を及ぼす立証はされておりません。

そうであるならば、これは違法な逮捕という事になりますが、そのような事実もありません。

最高裁は「健康に害を及ぼす恐れのある業務行為」と判示しておりますが、公共の福祉に反するから12条で禁じているのか、健康に害を及ぼす事の立証が絶対ひつようなのか、真意はどちらなのでしょうか?

よって当ブログは、行政が医業類似行為を禁じているあはき師法12条を、厳格に運用していない事を前提に記述しております。


●お断わり
このカテゴリー内の記事は、2010年当時まで、治療院HPのメニューページの一部として公開し、追記してきたものをブログに保存版として移転したもので、政治判断や法改正などで現状と一致しなくなっている部分がある可能性もあります。


最終編集日:2015/11/11:オリエンタル 院長
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posted by オリエンタル院長 at 23:52| 無免許マッサージ問題