今日は鍼灸マッサージ師会主催の生涯研修会のため、臨時休業させていただきました。
さらに、往療に行ってる施設でお祭りもあったので、午前中は施設のお祭りに顔を出して来ました。
今回の研修会は、西北五支部が担当の市民公開講座だったので、会場をエルム文化センターで行いました。
■ 午前
テーマ:「臨床検査の話」
講師:弘大大学院保健学研究科准教授 武尾 照子先生
■ 午後
テーマ:「私達の体はどのようにつくられているか」
講師:弘大医学部解剖学教室教授 下田 浩先生
研修会は年十数回行われておりますが、日曜日に行われるので、日曜日営業しているオリエンタル院長としては、どうしても興味のあるテーマの研修会にしか、参加出来ないのが実情です。
一般市民の方も参加していただいてるので、講師の先生もユーモアを交え、分かりやすいようにお話していただきました。
オリエンタル院長が出席した午後の講座では、自分たちにとって基本中の基本である解剖学のお話でしたが、直接治療に関わる事ではなく、どのような進化によって人の体が作られてきたかのお話でした。
特に印象に残ったのは、私たちの顎関節は、進化によって新しく出来た関節であって、本来の顎関節は中耳の中にある耳小骨であるとの事でした。
それが陸上で生活するようになって、音を伝える伝導骨に役割が変化し、耳の前に新しく咀嚼するための関節が進化によって作り上げられたそうです。
又、私たちの表情を形取るアゴ(下顎骨)は、遺伝子学的に魚のエラから進化されているそうです。
美人の方、そうでもない方?、笑顔が素敵な方、元を辿れば魚のエラだそうです。
何か今度から、笑顔の素敵な人を見たら「エラ」が素敵ですねと言う事になりますね(笑)。
と言う訳で、なかなか有意義な一日でした。